現在、複数の物件を所有して不動産投資をしています。主に、ワンルームと3LDKのファミリー向け物件です。その中で得た教訓を、失敗談としてお話します。
不動産投資においては、部屋が広ければ広いほど、高額の賃料が取れるのは当然です。そのため、家賃収入の額だけで見ると、ファミリー向け物件のほうが一見投資に適しているように思えます。
しかし、ファミリー向け物件は思わぬところで経費が掛かるのです。まず、物件の管理や退去の際の処理に手間もお金もかかるため、管理費・修繕費・ルームクリーニング料金はかさみます。
また、家族が多い分、給湯器やガスコンロなどの設備が痛むのも早いです。点検や交換をこまめにしないといけないので、費用も当然かさみます。
結局、総合的な利回りでみれば、ファミリー向け物件よりワンルームのほうがいいかもしれません。ファミリー向け物件は、特に物件の管理に手間とお金を惜しまない姿勢も必要であるため、心してかかりましょう。