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【利回りだけでは】私の不動産投資失敗談・6【成功しない】

相場よりも価格が安い上に利回りも高い、という理由だけで、ある中古物件を購入しました。近くに大手企業の工場があり、そこに勤務する人が入居してくれると踏んだのも、理由の一つです。

数年の間は、私のこの目論見は当たっていたようで、満足のいく成果が挙げられていました。しかし、ある時、突然工場が移転することになったのです。

当然、入居者も転勤のために退去してしまうことになり、不動産投資では一番避けたい「入居者が見つからない」という事態に見舞われました。家賃を下げたり、売却活動を始めたりしてみましたが、未だに入居者も買い手も見つかっていません。

工場がなくなる、という可能性も考えず、目先の利回りだけで物件を購入してしまったのが、失敗の原因です。何が起こるかなんて誰にもわかりませんが、不動産投資においては、目先のことだけでなく、わからないなりに将来の予測を立てながら動く姿勢も大事でしょう。

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先日、不動産投資用の物件を購入した時に思いがけないトラブルに巻き込まれてしまいました。 実は、新築物件にするか、中古物件にするか迷った挙句、月々の収支がいいという理由で中古物件を選びました。悲劇が起こったのは、迷ったことすら忘れかけていた約4か月後です。 ある日「以前の物件の所有者が修繕積立金を滞納していたため、金額が不足しています。300万円追加で支払ってください」という、新手の詐欺ともとれる手紙が来ました。いきなりの手紙にも、300万円という金額にもびっくりしたのですが、修繕積立金は支払わないと、修繕にも取り掛かれません。資産価値が下がってしまっては不動産投資も失敗すると思い、泣く泣く支払いました。 はっきり言って、修繕積立金のことも考えたら、迷っていた新築物件のほうが収支はいいはずです。認めたくはないですが、今回の私の行動は失敗でしょう。 不動産投資に限らず、人間は目先のお金に飛びついてしまいがちだし、それで失敗することもあります。しかし、一度踏みとどまって「本当にこれで大丈夫?」と振り返れば、ダメージも少なくなるでしょう。

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