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不動産投資戦略 その12

不動産投資戦略 その12

管理会社の選び方

先日、私のクライアントの会社で不動産を30か所ぐらい経営している社長にお会いして話を聞きました。

どの様な管理会社を選ぶべきか?と具体的体験をお聞きしました。

不動産管理会社の仕事は多岐に渡りますが、ずばり「早く埋めてくれるところ」、「呼べばすぐ来てくれるところ」と答えておりました。

その方は地方で大型RCマンションから、テナント型不動産、小さいところではコンビニや美容室などの不動産を保有して入居者をいれて経営しています。入居者・家賃収入だけで収入は年1億円を超えて、他の会社も経営なされています。会社勤めをしながら不動産を保有している方も多いと思うので、不動産投資において管理会社を選ぶのは重要な観点となります。

また物件をこの社長の様に多数保有していると遠方の不動産も経営することとなり、全部は自分では見切れません。管理会社にほぼ全部任せることとなります。物件を管理するという事は、集金管理、募集、クレーム対応など、管理会社がやるべき仕事が多数あり、入居者からの問合せの対応など、1年365日常に連絡が取れる状態でないといけません。
その社長は地方で不動産を多数保有して経営しておりますが、ほぼ満室経営を維持しております。土地を購入してからの新築物件から大型RCなど色々保有しております。

その具体的方法は物件周辺の主要交通機関を調べ、物件周辺の会社を3社以上リストアップを行い、店長レベルの人物と面談を行い賃貸付けの具体的方法を聞く事です。各社の比較を行い一番賃貸付けが強いと判断した管理会社を特定します。管理会社の選び方は、具体的に家賃がいくらであれば何カ月以内に満室に出来るかを確認し、その会社の管理物件の入居率なども確認するべきです。

リフォームを提案してくる会社もありますが、その社長が仰った通りに「早く埋めてくれるところ」が最重要ポイントであり、リフォームなどは他の業者を使っても良いからです。社長が仰った2番目の「呼べばすぐ来てくれるところ」。これは物件から遠方の管理会社は極力選ばないことです。遠方の管理会社ではきめ細かい対応が出来ないし、賃貸付けも結局は物件周辺の不動産会社に頼むことになります。

管理会社はできるだけ貸付けが優れた会社を選びだし、その会社に一括で任せた方が何度も会わずに一元管理ができるので、地域で一番賃貸付が良い管理会社と一元的に付き合う事が重要になります。

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About sakemoto

経営戦略塾(KSJ)・代表取締役  早稲田大学教育学部理学科を卒業してナガセ・船井総研を経て、渡米し米国勤務。外資系プライベート・エクイティ・ファンドを経て現在は外資系プライベート・エクイティ・ファンドを中心に指導をしております。米国GLGカウンシルメンバー。

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